タイで自動車税の支払い方法

タイでは日本と異なった自動車税の支払いの流れがありますので解説します。
日本は普通車は県から、軽自動車は市から4月1日付の所有者に対して
自動車税の支払い通知が毎年同じタイミングできますが、
タイはそれぞれの車で自動車税の支払いの期日が異なります。

車のフロントウインドウに自動車税の納付済みかどうか、
すぐにわかるステッカーが貼られています。
(写真準備中)

ステッカーに自動車税の支払い期限が記載してあるので、期日までに支払いを行うようにしてください。
期日から90日前より支払いが可能です。
支払いが遅れると数十バーツと少額ではありますが遅延金が発生します。

自動車税の支払いは基本的には最寄りの陸運局で行う流れとなります。
ご自身の車の車検証(ブルーブック)とその他の必要書類を持参し
陸運局にて支払いを済ませると新しい自動車税の納付済みのステッカーを受け取ることができます。

自動車税支払いには「自賠責保険」の加入が必要

自動車税の支払い前に、自賠責保険の証券がお手元にあるか確認をする必要があります。
自賠責保険はタイ語で「ボロボー」と発音しますが、任意保険と合わせて加入することが多い
普通車ですと保険証券に645バーツと記載があるものです。
自賠責保険の満期まで残り3ヶ月以上の期限のある状態が必要で、
もしも3ヶ月以内の期限となっている場合、
後述する車検場にて自賠責保険も合わせて加入し保険証券の受け取りが必要となります。
保険証券の発行は15分程度で完了します。

新車登録から7年以上経過の車は車検が必要

タイでは新規登録から7年以上経過している車両の場合、
タイ各地にある車検場にて検査を受ける必要があります。
検査費用は200バーツで受けることができ、日本よりも簡易な検査となります。
自動車税の支払いを行うために、新車登録から7年以上経過した車は毎年、
この車検を受ける必要があります。
検査をパスするとすぐにQRコードの印刷された車検完了の証明書を貰うことができますので、
「車検証」「自賠責保険証券」「車検完了の証明書」を持って陸運局にて自動車税の支払いを行います。

陸運局にて支払いを行う

必要書類の完備後に陸運局建物内のオフィスか、
自動車税支払い専用のドライブスルーの支払いカウンターにて
支払いを行いステッカーを受け取り、
フロントガラスの旧ステッカーと差し替えを行い完了となります。

まとめ

新車登録より7年未満の車の場合
>車検証(ブルーブック), またはコピー
>自賠責保険証券(満期まで3ヶ月以上のもの)

新車登録より7年以上の車の場合
>車検証(ブルーブック), またはコピー
>自賠責保険証券(満期まで3ヶ月以上のもの)
>車検完了の証明書

こちらの書類を陸運局に持ち込み自動車税の納付を完了させてください。
日本と違い、県や市から案内がないため支払い忘れが起こりやすい仕組みとなっています。
ご自身で自動車税の支払いの予定をメモやカレンダーなどで管理されることをおすすめします。

こちらの情報が自動車税の支払いのお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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