タイで車を売却時に必要な書類をまとめます。
初めて車を売却する際に、ネット検索をすると古い情報が載っていたり
記事によって異なりますので、こちらの記事がスムーズな車の売却にお役に立てれば幸いです。
売却時に必要な書類の一覧
個人情報書類
タイ人と我々、外国人が必要になる書類は異なります。
・パスポートの顔写真ページ
・パスポート最新VISAページ
こちらのページをそれぞれコピーし、それぞれにパスポートサインを記入します。
住所証明書類
下記のいずれかをご用意ください。
①日本大使館の領事部発行の「在留届出済証明書(英文)」原本
②イミグレーション発行の「住所証明書」原
③住所の記載がある場合のみ「ワークパミット全ページ」コピー
④自己所有のコンドミニアムなどをお持ちの方「タビアンバーン(タイの住所登録書)」コピー
その他 (委任状 & 名義変更申請書)
陸運局指定の「名義変更申請書」へサインが必要となります。
また中古車業者など第3者が名義変更を行う場合、「委任状」が必要となります。
タイ語の読み書きが出来きる方やタイ人パートナーがいらっしゃるなどの場合以外、
難易度が高いため、個人での実施は避けた方が良いです。
詳しいタイ人や業者さんに依頼するのが得策です。
書類不備などの注意点と事例紹介
最終的に陸運局が名義変更が受理されるかどうかを判断するため、
過去にあった事例もご紹介しながら注意点をまとめます。
車の所有期間中にパスポートを更新した場合
我々日本人の場合、パスポートを更新した場合、パスポートの番号が変更となります。
タイの車検証にはパスポートの番号が所有者情報の欄に記載されますが、
旧パスポートの番号となっている場合、新パスポートの顔写真ページのコピーを用意するだけでは不備となってしまいます。旧パスポートの顔写真ページのコピーも提出が必要となるので注意が必要です。
各必要書類へのサインはボールペンの色は青が無難
タイではコピー防止のためなのか、サインを青のボールペンで行う習慣があります。
カラーコピーの時代で理解に苦しむ習慣ではありますが、過去に黒のボールペンで記入したサインがコピーを疑われてしまい不備となってしまった事例がありました。逆に黒のボールペンの際でも名義変更が出来た事例もあります。
いずれにせよ、タイではサインは青のボールペンでの記入が無難かと思います。
近年のワークパミットには住所の記載がなくなった
ある程度、長くタイに住まれている方はワークパミットが例外なく車の売却書類に使用できると思われている方が多いように思います。以前はワークパミットに「住所」が記載されていた為、使用できていた時期が長く続きましたが、最近は記載がなくなったので注意が必要です。電子ワークパミットも同様です。
最後に
ほとんどの日本人の方が、車を売却する際に以下の書類をご用意されていますのでご紹介します。
・パスポート顔写真ページコピー
・パスポート最新のVISAページコピー
・在留届出済証明書(英文)原本
・委任状 & 名義変更申請書 (サインのみ)
車の売却や買い替えをご検討されている方にお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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